
2025年11月21日、兵庫県明石市のあかし保健所にて、2025年度高齢者施設等における感染対策研修会として、「感染クラスター8」を活用した研修会を開催しました。
※感染クラスター8についての詳細はこちら
目次
多様な視点をつなぐ感染対策の学びの場
本研修は、明石市の感染対策ネットワーク事業の一環として継続的に実施されているもので、市内施設との連携を深め、現場の感染対策能力を高めることを目的としています。
今回の研修には、高齢者施設、障がい者施設など多様な施設で働く職員に加え、明石市内の感染制御看護師(ICN)も参加しました。
参加者それぞれが異なる役割や価値観を持ち、たとえば「集団発生を徹底して防ぎたい施設」もあれば、「利用者の生活の質を何より尊重する施設」もあるなど、施設運営における優先度は多様です。
しかし、保健所としては「どの施設においても、感染対策は継続的に学び続けることが不可欠」という考えのもと、共通の学びの場として本研修を企画しました。
研修では、感染対策の基本から現場判断が求められるシナリオまで、参加者が楽しみながら学べる構成とし、知識の定着と考える力の向上を図りました。

楽しく学んで身につく感染対策の基礎と実践
研修を終えて、参加者からは次のような声が寄せられました。

感染対策の学びへの入口として、とても良いと感じました。



感染対策としてなにをどの順番で行なっていくか、実際の現場では混乱すること、また、対応の考え方について、楽しく学べた。


今後もKISA2隊は、地域の皆さまと連携し、実践的で学びのある感染対策研修を提供することで、現場の安心と安全を支える取り組みを続けてまいります。
※KISA2隊では感染クラスター8の研修会を、北から南まで全国で開催してまいります。
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