4月15日-16日にかけて、KISA2隊秋田の医師、管理栄養士、看護師の4名が、大阪で実地研修に参加され、特別養護老人ホームでの新型コロナウイルス感染対策やクラスター施設支援等の実地研修を行いました。 研修の内容とKISA2隊秋田の今後の活動方針についてご紹介します。 まずは、KISA2隊大阪が支援しているクラスター施設のふりかえりに参加。ライティングシートを活用した情報統制と共有、クラスター解除後の施設サポートについて学びました。 次は、大阪府近辺の医師・看護師等様々な業種が大集合し、KISA2隊大阪の活動内容とKISA2隊秋田の今後の活動について話し合いました。 秋田ではKISA2隊の知名度がまだ低いため、セミナーを開催して徐々に広めることが計画されました。 その後、コロナ感染患者支援における先発隊医師の介入内容(介入時の換気や消毒、患者に対する支援策など)の研修へ。 翌日は、大阪府医師会代表者にも同席いただき、クラスターが発生した別の施設でのふりかえりに参加。 ライティングシートを活用し当時の状況を思い出しながら、できたこと・できなかったことについてブレインストーミングを行いました。 2日間の研修を通して、KISA2秋田としての活動方針をある程度固めることができました。 クラスター未経験の施設は、クラスター対応方法について不安を感じていることが予想される一方、クラスターを経験した施設であっても、適切にふりかえりが行われず、クラスターが再度発生した際にスタッフが明確な役割をもって対応できるか不透明な施設もあるかもしれません。 今後も施設クラスターの発生は依然として懸念されます。 今回大阪研修で学んだ内容を、これから秋田県内各地の啓蒙活動に展開していきます。 ※こちらの活動は、日本財団様からの助成金を活用して実施しています。
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