10月13日に、秋田県横手市の正平寺で開催された赤門祭に、KISA2隊秋田のメンバーが参加しました。
人と人との繋がりの架け橋に。「社会的処方」の活動を開始
今年で5回目を迎える赤門祭は「若者の心の居場所づくり」と「地域の魅力再発見を通じて地元を見つめ直すきっかけづくり」を目的に始まりました。100年後までその文化を継承していきたいという願いが込められています。
KISA2隊秋田は社会的処方※の観点を取り入れたブースを出展し、地域の多世代交流を促進することを目標に、小さな子どもからご年配の方まで、幅広い来場者の皆さまと直接対話しながら心のこもったサポートを提供しました。
※社会的処方…地域の活動やサポートで人のつながりを”処方”すること。
一人ひとりに寄り添った交流により、地域との結びつきを強めることができ、社会的処方の実践において重要な「人とのつながり」を作り上げる良い機会となりました。
アットホームな雰囲気作りを心がけたブースでは、以下の内容で参加者と交流しました。
- 大人の方々には健康相談や生活等のお悩み相談
- 子供達には手作りの風船などのグッズをお渡し
- お祭りの目玉である豪華景品が当たる大抽選会への参加券の配布
地域との信頼関係の構築、そして「孤独」「孤立」の解消を目指して
地元の皆さまと交流を重ねる中で、多くの方が気軽に質問をしてくださり、KISA2隊の活動に対する関心や、社会的処方の取り組みに対して安心感と信頼を抱いてくださっていることを実感することができました。
このお祭りでは、ご年配の方から子供達まで多様な参加者とお話しをする機会があり、それぞれの段階に合わせた柔軟なコミュニケーションを意識しました。
その中で、健康相談に対して高いニーズが見込まれたので、地域の健康促進にも貢献できると考え、次回は地元の医療機関や福祉団体と連携し、より専門的なアドバイスが提供できる体制を整えることを検討しています。そして、何か困った時にひとりで悩むことのないように、このような機会を途切れることなく提供していきたいと思います。
これからもKISA2隊は、地域の皆さんと絆を高め合い、「孤独」「孤立」を少しでも解消できる取り組みを実施していきます。