1月19日に秋田県由利本荘市の真冬の伝統行事『裸まいり』が新山神社で行われ、KISA2隊秋田・由利本荘のメンバーが参加しました。
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真冬の伝統行事『裸まいり』を伝承
地元4町内から約80人が参加した『裸まいり』は、家内安全や五穀豊穣を祈願する伝統行事となっています。
約200年前から始まり、修験の荒行が姿を変えて現在まで伝承されていると言われています。

当日は天気にも恵まれ、町内や参道を鉢巻き・腹巻き・足袋の装いで由利本荘市石脇の新山神社を目指して歩いていきました。
KISA2隊秋田男衆の4名(医師、訪問看護師、薬剤師、訪問入浴スタッフ)は『裸まいり』に参加。また、6名(訪問看護師1名、介護支援専門員2名、管理栄養士3名)のメンバーが、新山神社で出店のお手伝いをしてきました。
出店では、振る舞い酒・甘酒・お汁粉・本荘うどん、・本荘ハムフライを無料で地域の方々に振る舞い、みんなで暖まりながら笑顔でお祭りを過ごすことができました。


地元の皆様と絆を深めるきっかけに
行政の補助金がなくなり消滅の危機にあった『裸まいり』が、地域の皆様と力を合わせて例年通り無事に開催できたことで、来年度から町内会で実行委員会の立ち上げも決定しました。
今回参加した4町内や執行部、そしてKISA2隊秋田は今まで以上に絆を深めることができ、災害時などの有事にお互いに助け合える第一歩を踏み出すことができたと実感しています。

また、子供たちも多数参加されており、イベント内で子供食堂を開催するという意味でも一定の成果があったと推測しています。
これからもKISA2隊は積極的に地域のイベントに参加して、助け合える関係をより一層強固にしていきたいと思います!