
2026年5月31日、高知市にて地域の皆さまの自助意識向上を目的とした防災イベント「まずは自分の身を守ろう!inみかづき」を、初月地区減災女子部会・KISA2隊高知のメンバーが開催しました。
日頃から「備えて守る」防災啓発イベントを開催
本イベントでは、「まずは自分の身を守る」という防災の基本を知っていただき、自助への意識を高めていただくことを目的として企画されました。
当日は、KISA2隊高知の医療・介護専門職(防災士、上級睡眠健康指導士、薬剤師、管理栄養士、理学療法士など)計18名が、多面的な視点からアプローチを行いました。

下記が実際に行われたイベントの内容です。
1. 災害発生時に身を守る方法
防災に関する啓発活動にも携わっている防災士より、災害発生時に自らの命を守るための初動対応について、「何よりも生き延びることが最優先である」という考え方を学び、地震発生時の身を守る行動として「ダンゴムシのポーズ」と「カエルのポーズ」を実際に体験しました。
「カエルのポーズ」は身体を安定して支えられるだけでなく、揺れがおさまった後に移動しやすい姿勢であることを実技を通して学びました。
また、買い物中に地震が発生した場合、買い物かごを頭上にかぶることで落下物から頭部を保護できますが、その際は「脇を締め、かごと頭の間に隙間(空間)を作って持つ」ことで、より安全に保護できることを学びました。


2. 防災と睡眠
上級睡眠健康指導士より「防災と睡眠」をテーマにお話ししました。
非常時や避難所生活では、環境の変化や不安のために普段通りに眠れないことがあります。そのような状態は特別なことではなく、非常時には自然な反応であることを知ったうえで、避難所でどのように過ごし、少しでも心身の負担を減らしていくかについて学びました。
災害時の健康を守るうえで、睡眠の視点も大切であることを共有しました。
3. 防災便利グッズの紹介
防災士より防災便利グッズの紹介を行いました。
今回は「フェーズフリー」の視点を取り入れ、日常で使っている物品が災害時にも役立つことをご紹介いただきました。
特別な防災用品だけでなく、普段の暮らしの中にあるものを備えとして活かす考え方を知ることで、防災をより身近に感じていただける内容となりました。
日常の暮らしから考える、“備え”と“地域のつながり”
今回のイベントを通じ、災害発生直後の身を守る行動から、避難生活における健康管理・睡眠環境の維持、日常生活の延長線上での備えまで、多角的な視点から防災を地域全体で考える機会を提供することができました。

参加された皆様にとって、災害時の行動を自分ごととして捉える機会となるとともに、日頃からの備えが自身の命を守ることにつながるという意識を高めることにもつながりました。
また、防災を単なる避難行動としてではなく、その後の生活維持や心身の健康管理まで含めて考える視点を提供できたことは、大きな成果であったと考えます。
KISA2隊高知は今後も、地域の皆さまが防災を特別なものではなく、毎日の暮らしの中で無理なく継続して考えられるような学びの機会を継続していきたいと考えています。
自助の大切さを伝えるとともに、誰も取り残されない地域づくりに引き続き取り組んでまいります。





